2017年10月21日

”Haunted Oregon: Ghosts and Strange Phenomena of the Beaver State” Andy Weeks

Haunted Oregon: Ghosts and Strange Phenomena of the Beaver State (Haunted Series) -
Haunted Oregon: Ghosts and Strange Phenomena of the Beaver State (Haunted Series) -

内容紹介
Venture into the unexplained phenomena of the Beaver State if you dare.
(オレゴン州での原因不明の現象の数々、読めるものなら読んでみろ。  ※意訳です)


今回はちょっと趣向を変えて、国産怪談本ではなくアメリカの怪談本です。

実話怪談というと、実話としながらも作者が怪談として組み立てたストーリーなので恐怖の描写を引き立たせるための色々な工夫があるんですが、この本は怪談の裏取りのような話がほとんどでした。
最後に記載されていた参考文献一覧がレポートっぽさを演出しています。

一言で表すなら「オカルト実用書」。

恐怖体験のエピソードは書かれているんですが、それだけではなくどうして幽霊が出たのかという理由や背景を丁寧に記していました。
そして体験者の名前はすべて実名。
恐怖の現場となった場所はきちんと住所が明記されていたり、店であれば店の名前も書いています。
そういうわけで、実際に現場に行って追体験することも可能です。

残念ながら私は滞在の最終日にこの本を買ったので記載されているオカルトスポットには行けませんでしたが、次回はいくつか訪ねてみようと思います。

肝心の怪談ですが、薄いです(笑)
作者の本業がジャーナリストだそうで、もしホラー作家さんだったらもっと恐怖に焦点を当てた書き方をするのかなぁと思いました。
怪談の内容自体はアメリカでも日本でも大きな差はないということですね。
それはそれで夢があります。
posted by ツカサ at 22:09| Comment(1) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

『FKB異界ドキュメント 白昼の生贄』高橋 ヨシキ著

FKB異界ドキュメント 白昼の生贄 (竹書房文庫) -
FKB異界ドキュメント 白昼の生贄 (竹書房文庫) -

デザイナーでサタニスト、高橋ヨシキによる“白昼”シリーズ最新刊。「いくつもある“現実”の裂け目に囚われてしまった人たち、“現実”と“現実”の間隙に何か別のものを見てしまった人たち」の語る怪異を高橋ヨシキは丁寧に記録していく。そしてそれをひとつの話として構築していく中でどうしても拭いきれない違和感ゃ異質なものを炙りだしてショッキングなリアルを出現させる!18編収録。
(「BOOK」データベースより引用)


「これって実話怪談じゃないですよね……?」と思いながら読み終わりました。
よくできた恐怖譚でした。
実話怪談として納得できるものは「不思議だけど、そういうこともあるよね」と思えるんですが、この本はどれも納得できませんでした。
どうやったらこんな嘘みたいな怖い話を拾えるのか不思議です。
体験者については、一体どういう生き方をすればそういう風になるのか、とても不気味でした。
人の鼻を削ぐ仕事なんて、日本で普通に生きていればそんなことにはならないと思うんですけどねぇ。

これが実話というところにそこはかとない夢とロマンがあるのでしょう。
『異界ドキュメント』はシリーズで3作品出版されているそうです。本作は三作目なのだそうで。
帰国したら前2作品も読みたいと思います。



追記、

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北京の路地裏にいたお猫様。
posted by ツカサ at 19:14| Comment(2) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

清代のUMA

博物館に行ってきました。

博物館の売店で清の時代の魚図鑑マスキングテープを買いました。
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おそらく実際にその時代に中国にいた魚なのでしょう。

じゃあこれも……?

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他の魚図を見る限り妙な誇張はしてなさそうなんですが、このUMAってなんなんですかね。
清の時代にはこういうのがいたということなら夢があるなぁ。
posted by ツカサ at 09:56| Comment(3) | オカルトあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月02日

芋虫

中国の大学生Dさんから聞いた話である。
 彼女のお祖母さんがまだ若い頃、トイレは所謂汲み取り式だった。日本のように汲み取りの業者がいるというわけではなく、自分たちで処理しなければならなかったそうだ。

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 ある日、掬い取った汚物をバケツに入れていると、何かが動いているのに気がついた。

 よく見るとそれは大きくて白っぽい芋虫だった。虫が大嫌いなお祖母さんは芋虫を地面に叩きつけ、更には足でジャリジャリとすり潰してしまった。
 それから程なくして、お祖母さんの家は事業に失敗。どうしたって返しきれない程の借金を抱えることになった。
 結婚して家を出たお祖母さん以外は死ぬまで極貧の生活から抜け出せなかったという。

「祖母の住んでいた地域では、家の守り神は便所にいると言われていたそうです。きっと祖母の殺した芋虫がそうだったんです」

 ちなみに、Dさんがこの話をしてくれたきっかけは『トイレの神様』である。
 彼女は日本との妙な共通点にとても感動したのだそうだ。
posted by ツカサ at 12:51| Comment(3) | 怪談@外国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

ご無沙汰しております。

久しぶりの更新がお知らせで申し訳ないのですが、一時的に外国の怪談だけを下記に移動させています。


期間終了したらまたこちらに戻しつつ更新するつもりです。
あっちこっち飛んでごめんなさい。
posted by ツカサ at 23:45| Comment(2) | 怪談@外国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする