2017年06月14日

『恐怖のお持ち帰り 2』福谷 修

恐怖のお持ち帰り2 恐怖のお持ち帰り ~ホラー映画監督の心霊現場蒐集譚~ (TO文庫) -
恐怖のお持ち帰り2 恐怖のお持ち帰り ~ホラー映画監督の心霊現場蒐集譚~ (TO文庫) -

某リゾート地にたたずむ、とてつもなく禍々しい別荘に隠されていたものとは…。アイドルのサイン会にやってきた黒い男の正体、ゾンビ映画のオーディションで発狂した青年がトイレで吸い込んだ謎の粉。気弱なグラビアアイドルを襲った悲劇、遺体解剖で悪戯をした芸人の末路とは。ホラー映画の監督として活躍する筆者だからこそ見聞きでき、集められた撮影現場や芸能人たちに起こった怪異や恐怖の実話怪談を収録。
(「BOOK」データベースより引用)


なんていうか、相当に闇深いですよね。
筆者が映画監督ということで「霊が映り込んだ」程度の話かと勝手に思っていたんですが、映り込むどころか人を呪い殺す程度の霊のお話もありました。

映画だけではなく、ドラマ、バラエティなど様々な現場が舞台です。
私は現場の様子がどんなものか存じ上げないのですが、それぞれの怪異がそれぞれの現場にふさわしい気がしました。

AV撮影での怪異譚は妙に納得。
AV女優さん達は私が想像していた通りの気持ちで撮影に臨んでいるんだなぁと感慨深かったです。


そんなことよりこちら、2作目なんですね。
あとで必ず1作目も読みます。
おもしろかった。
posted by ツカサ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月21日

DVDになりました。

タイトル『山田ゴロの怪談 地獄のぞき』

山田ゴロの怪談 地獄のぞき [DVD] -
山田ゴロの怪談 地獄のぞき [DVD] -

「なりました」というか、数人の怪談師の方が語る数話の怪談の中のひとつとして鬼の石のお話が収録されています。


全国のTSUTAYAさんにあるらしいです。
ブログに書いていないエピソードもしっかり収録されているので、興味のある方は是非。


それから、この収録後に鬼がもうひと暴れしたらしいです。
語り手の彼は都内某所のとあるバーにいるので、後日談に興味のある方は是非。
タグ:鬼の石
posted by ツカサ at 23:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 鬼の石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

陰・陽ルール:外国オカルト事情@東アジア

ある夏の夜、妊婦であるAさんはなかなか寝付けずにいた。

目を閉じてじっとしていても眠れないので水でも飲んで来ようとベッドから降りた。
部屋を出ようとしたその時、薄暗い廊下に人影が見えた。

泥棒か、と身構えたAさんが見たのは顔が真っ黒につぶれた化け物だった。


Aさんはその後も度々家の中で妙なモノを見るようになったが、出産を機にそのような類のモノは見えなくなったという。


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この国では妊娠している人の霊体験をよく耳にする。
普段は心霊やオカルトに懐疑的な人でも体験者が妊婦だというだけで受け入れるのだそうだ。

理由は「陰と陽」。
妊娠している女性は陰の要素と陽の要素を併せ持つ存在であるため、霊や鬼などが見えやすいのだという。


上記のAさんは出産後に見えなくなったので一件落着、という話だったが、家の中で度々見ていた霊はいまでもそこにいるのだろう。
大陸の人間は妙に大らかである。
posted by ツカサ at 15:48| Comment(2) | TrackBack(0) | オカルトあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

DVDになるそうです。

鬼の石の話が怪談DVDに収録されて、今月末に発売されるそうです。

又聞き!
てことで発売日、タイトルなどの詳細はまだ分かりません。
そもそも本当に発売されるのか…

全国のTSUTAYAさんに並ぶそうなので、興味のある方は是非。
ちなみに、語り手はエピソード終盤で石を割った専門家です。

また詳細が分かったらお知らせします。

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タグ:鬼の石
posted by ツカサ at 13:29| Comment(7) | TrackBack(0) | 鬼の石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月08日

赤い紐

とある病院での出来事。

医者がエレベーターに乗り込んで、1階のボタンを押す。
閉まりかけた扉の向こうに看護師が走ってくるのが見えたため、「開」のボタンを押してやった。


「すみません」と小さな声でお礼を言いながら見慣れない看護師が乗ってきた。

二人を乗せたエレベーターはどんどん下る。


3階、2階、1階…


1階と表示されているのに止る気配のないエレベーター。

地下1階、2階、3階


やっと停止した。


音もなく開いた扉の先には暗い廊下が続いている。
その奥、ぼんやりとしか見えないが、子供がいた。
「乗る?」という医者の声が聞こえたのか、その子はとことこ近づいてきた。

あと数メートル、というところで医者が慌てて「閉」ボタンを押す。
途端に扉は閉まり、今度は上昇し始める。

「…何で、乗せてあげなかったんですか」

ポツリ、と看護師がつぶやく。


「見えなかったのか!あの子は腕に赤い紐が巻かれていたんだぞ!」

その病院では、亡くなった患者の腕に赤い紐を結ぶようにしていた。
地下3階は死体安置所だったのだ。


1階についたエレベーター。
降りようとする医者を看護師の言葉が引き留める。



「それって、こんな紐ですか?」



看護師の腕にも赤い紐が巻かれていた。

青白い看護師を飲み込んで、エレベーターは再び地下へと降りていった。

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posted by ツカサ at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 怪談@外国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする